娘が小さいときに、一番たくさん見た映画です。
小さかった娘は、セリフを一緒に言えるほど…(笑)
ホントお気に入りだったのでしょう。
「大根みたいの、歩くときの音が好き」
「これ『チラシ!チラシ!』って言ってたよね」
「バンバンバン!こら〜〜〜ちびども〜〜〜ってまねっこしたよね」
今もちゃんと覚えています。
懐かしい。。。
私も一緒に見ていたので、かなりの回数を見ていると思うのですが、胸がキュンとして、心が涙でウルウルになるシーンは今も変わらずです(笑)
『一度あったことは忘れないもんさ 思い出せないだけで』
これは私にとって、いろいろなことを考えさせてくれた銭ばあばの言葉です。
楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、苦しかったこと、逃げたかったこと、どうしようもできなかったこと…
どんなことも、経験となります。
今日の私があるのも、昨日までの経験があってのこと。
忘れたいほどのつらいことがあったって、それがなければ今の自分は、今の自分ではない。
経験を糧としてと言いますが、経験の最中はそう思うことはなかなかできない。
振り返るときになってようやく、糧とすることができるようになってくると思うのです。
昨年は、45年の中でも特別な1年でした。
思うようにいかないことと向き合うということを学んだ1年。
昨年の私、ほとんど「カオナシ」のようでした。
自分に自信がなさ過ぎて、自分を認められなくて、だから起こる出来事を前向きにとらえられない悪循環を招く。
なのに、自分を顧みることを怠り、今までできたことを当たり前のようにこれからもできると錯覚し、自分以外のこともコントロールしようとしてしまう。
元々、すべてのことには理由があり、すべてのことは必然であると思っています。
けれど、「あのころに戻りたい。戻ってもう一度やり直したい」と思う時があったほど、弱い気持ちになっていました。。。
そんな1年の経験を糧とできるときがこの先きっとあることでしょう。
『きみがわすれてもぼくはおぼえているよ』
物語からのメッセージを考えながら。。。
すべてをまとめて、心にひとつフラグを立てて…
今年は新しいことにチャレンジしてみようという気持ちに至りました。